今月中旬に行われるサッカーのワールドカップアジア最終予選の2試合に臨む、日本代表のメンバー27人が発表され、東京オリンピックのメンバーでベルギー1部リーグでプレーする三笘薫選手と、J1フロンターレのリーグ2連覇に貢献した旗手怜央選手が、初めて選ばれました。
ワールドカップカタール大会のアジア最終予選で、2勝2敗の日本代表は、今月11日にアウェーでベトナムと対戦したあと、16日にもアウェーでオマーンと対戦します。
この2試合に向けたメンバー27人が4日発表され、先月のオーストラリア戦で最終予選で先制ゴールを挙げた田中碧選手や、イングランドプレミアリーグのアーセナルで活躍するディフェンダーの冨安健洋選手などが選ばれました。
また、東京オリンピックのメンバーでベルギー1部のサンジロワーズでプレーする三笘薫選手と、フロンターレのリーグ2連覇に貢献した旗手怜央選手が、年齢制限のない代表に初めて選ばれました。
このほか、J1の横浜F・マリノスで今シーズンリーグトップの18点をマークしている前田大然選手と、13点を挙げている鹿島アントラーズの上田綺世選手も、最終予選で初めて代表入りし、東京オリンピックのメンバーから12人が入りました。
27人のメンバーは次のとおりです。
GK
▽フランス1部リーグ、ストラスブールの川島永嗣選手(38)
▽J1、清水エスパルスの権田修一選手(32)
▽J1、湘南ベルマーレの谷晃生選手(20)
DF
▽J1、FC東京の長友佑都選手(35)
▽イタリア1部リーグ、サンプドリアの吉田麻也選手(33)吉田選手はキャプテンを務めます。
▽J1、浦和レッズの酒井宏樹選手(31)
▽J1、川崎フロンターレの谷口彰悟選手(30)
▽J1、川崎フロンターレの山根視来選手(27)
▽ドイツ2部、ハノーバーの室屋成選手(27)
▽ドイツ2部、シャルケの板倉滉選手(24)
▽オランダ1部、ズウォレの中山雄太選手(24)
▽J1、川崎フロンターレの旗手怜央選手(23)旗手選手は初選出です。
▽イングランドプレミアリーグ、アーセナルの冨安健洋選手(22)
MF・FW
▽J1、ヴィッセル神戸の大迫勇也選手(31)
▽ドイツ1部、ウニオンベルリンの原口元気選手(30)
▽スペイン2部、レガネスの柴崎岳選手(29)
▽ドイツ1部、シュツットガルトの遠藤航選手(28)
▽ベルギー1部、ゲンクの伊東純也選手(28)
▽ドイツ1部、ボーフムの浅野拓磨選手(26)
▽イングランドプレミアリーグ、リバプールの南野拓実選手(26)
▽スコットランドプレミアリーグ、セルティックの古橋亨梧選手(26)
▽ポルトガル1部、サンタクララの守田英正選手(26)
▽ドイツ1部、フランクフルトの鎌田大地選手(25)
▽ベルギー1部、サンジロワーズの三笘薫選手(24)三笘選手は初選出です。
▽J1、横浜F・マリノスの前田大然選手(24)
▽J1、鹿島アントラーズの上田綺世選手(23)
▽ドイツ2部、デュッセルドルフの田中碧選手(23)
森保監督「勝利を収めるためにベストなメンバー」
初選出となった三笘選手については「彼の攻撃力が大きな武器になると考えた。所属チームでは攻撃も守備もハードワークを求められるポジションをこなしている。今回の厳しい最終予選でも自分の力を発揮してくれると思う」と期待を寄せました。
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