Jリーグと日本代表のレベルの乖離
私は常々日本人選手は世界最高クラスだと言っている。テクニックや理解力の高さ、規律、戦術などの面でそうだ。とりわけテクニックは秀でている。そして総合的に見て日本が世界のトップ5に入るかといえば――私がここで言うのはあくまでもリーグのことであって代表のことではないが――答えはウィだ。Jリーグはすでに世界のトップ5にあると言える。少なくともトップ10に入っているのは間違いない。 だからリーグに関してはウィだがチームは……、マリノスがフランスチャンピオンやドイツチャンピオンになれるかと言ったらそれはまったく別だ。チームはまた別で、そこはしっかりと認識すべきだ。だがリーグそれ自体に関しては、組織などすべての面について日本はスペインやイタリアと同等であると言いたい。フランス人選手が日本のクラブに移籍したとき、ヨーロッパより日本の方が優れていると言っても決して不思議ではない。その点について私は確信している。イニエスタにも同じ質問をしてみればいい」 ――それでは日本代表に話題を変えますが、あなたの代表は2002年W杯でベスト16に進出し、2010年には岡田武史監督のチームが、2018年は西野朗監督のチームがやはりベスト16に進みましたが、そこでナイーブさを露呈して敗れました。未熟であるから敗れたのは同じでも、未熟さのレベルで進歩があったと思いますか? 「それは最初の質問と関連している。私にとって日本の本当の結果は、ベルギー戦やトルコ戦の結果ではない。それらはプレーの結果であり、審判の判定や戦術的な選択の問題だった。あるいはさきほど語ったように単に選手の経験不足の問題だった。 ベルギーの日本戦の出来は酷く、日本はベルギーを上回っていた。しかしベルギーの選手には経験があったのに対し、日本の選手が所属するクラブでは同じ経験を得られなかった。つまり問題は個人に関することだ。
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