
一番の違いは「ゴールに向かうスピード感」
――逆に欧州とJリーグの違いについても聞きたいですね。 長友 一番の違いはやっぱりゴールに向かうスピード感。(Jリーグは)アタッキングゾーンに入るまでのポゼッションはうまい。だけど、そこからのスピードアップだとか、ゴールに向かうためのポゼッションをどれだけの選手がやっているかという部分では、ディフェンスをしていても欧州のほうが常に怖さを感じます。分かりやすく例えると、欧州はサッカーにプラスしてラグビーの要素がある。フィジカル面にプラスして常に前方向にアグレッシブに進んでいくっていう印象を僕は持っています。 選手のチョイスという部分でも、日本は(体が)強い選手よりうまい選手が優先的に選ばれる傾向にあって、逆に欧州は強い選手がチョイスされているのかなとは感じています。ただ監督によって好みは違うし、全部が全部っていうわけじゃないですよ。あくまで傾向として、僕が感じたこと。 ――プレーにおける「欧州の基準」を、Jリーグに還元していくという役割も求められると思います。 長友 だからこそ日々のトレーニングでの激しさ、厳しさはチームメイトにも求めていきたいし、そういった環境をつくっていけたらなとは思います。僕自身も欧州の基準というものはしっかりと持っていたいし、(持ち味である)前に進んでいくアグレッシブなプレーは変わらずやっていかなきゃいけない。
からの記事と詳細 ( 11年ぶりのFC東京、長友佑都35歳に聞く「Jリーグのレベルは上がった?」「欧州サッカーと日本サッカーの一番の“差”は?」(Number Web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3jSbMw4
No comments:
Post a Comment