[東京 31日 ロイター] - <13:35> 日経平均は上値追い、12営業日ぶりに2万8000円回復 日経平均は上値追い。上げ幅を拡大しており、立ち会い時間中としては13日以来、 12営業日ぶりに2万8000円を回復した。 市場では「実需筋の買いが入ってきたと思われるところに、月末安のアノマリーを手 掛かりに売り込んだ短期筋の買い戻しが活発化し、予想に反する形の上昇となった」(東 海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声も聞かれる。 <12:35> 後場寄りはプラス転換、月末安アノマリー破りで「ムード一変」の 声も 後場寄り付きの日経平均はプラス転換。時間外取引で米株先物が堅調に推移している ことなどがサポート要因になっている。このまま7月まで11カ月連続となっていた月末 安のアノマリーが破られるかに関心が集まってきた。 市場では「このまま高いままで引け、月末安のアノマリーが破られることになれば、 市場のムードは一変する可能性があり、9月相場の上昇期待が大きくなりそうだ」(雨宮 総研代表の雨宮京子氏)との声も聞かれる。 <11:50> 前場の日経平均は小反落、引き続き月末安アノマリーを意識 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比53円95銭安の2万7735円34 銭となり、反落した。引き続き月末安アノマリーが意識されたほか、重要経済指標を控え 様子見ムードが広がった。日経平均は一時プラス圏に浮上する場面も見られたが上値は重 く、2万7700円台でのもみあいが続いた。 30日の米国株式市場はダウ工業30種が小反落、S&P総合500種とナスダック 総合が連日の最高値更新となった。景気回復への安心感が広がり、投資資金がハイテク株 に向かった。 日経平均はダウ安の流れを引き継ぎ、反落スタート。朝方から景気敏感株を中心に売 りが先行した。一時10円07銭高まで浮上したが、香港ハンセン指数や上海総合指数な どのアジア株が下げ幅を拡大したことが重しとなり、上値を追う展開にはならなかった。 市場では「7─8月は例年夏枯れ相場となり方向性が出にくい中、きょうはそれに加 えて月末安が意識されている。国内での緊急事態宣言、総裁選の行方も気がかりで積極的 に買いづらい」(国内証券)との声が聞かれた。 TOPIXは反落し0.28%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0 374億6200万円。東証33業種では、陸運業、空運業、保険業、電気・ガス業など の26業種が値下がり。海運業、鉄鋼、精密機器などの7業種は値上がりした。 個別では、ソフトバンクグループ 、ネクソン 、電通グループ<4324. T>などが下落。リクルートホールディングス 、エムスリー 、テルモ<454 3.T>は上昇した。 そのほか、関西スーパーマーケット が東証1部の値上がり率トップ。31日 、エイチ・ツー・オー リテイリング(H2O) が子会社化すると発表したこと が材料視された。H2Oは小幅安となった。 東証1部の騰落数は、値上がりが902銘柄、値下がりが1157銘柄、変わらずが 118銘柄だった。 <10:15> 日経平均は一時プラス圏、月末安のアノマリーに関心 日経平均は下げ幅を縮小し一時プラス圏に浮上した。現在2万7700円台後半。日 経平均は7月まで11カ月連続で月末安となっており、市場では8月も継続するかに関心 が寄せられている。「さすがにここまで月末安が続くと、アノマリーを意識せざるを得な い。12か月ぶりにプラスで終えられるかに注目している」(国内証券)という。 東証33業種では、鉄鋼、海運業、精密機器、サービス業などの10業種が値上がり 。陸運業、空運業、保険業、不動産業などの23業種は値下がりとなっている。 <09:07> 日経平均は反落スタート、ダウ安を嫌気 景気敏感株に売り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比98円52銭安の2万7690円 77銭となり、反落して始まった。30日の米国株式市場でダウ工業30種が小反落した 流れを引き継ぎ、景気敏感株中心に売りが先行する展開となっている。 東証33業種では、精密機器を除く32業種が値下がり、空運業、保険業、陸運業、 海運業、不動産業などが値下がり率上位となっている。 <08:45> 寄り前の板状況、主力株は総じて売り買い拮抗 ファーストリテは 売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6 758.T>、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンク グループ が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り優 勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買い拮抗。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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