関西テレビ
5月に行われたサッカー・ワールドカップの予選で、ミャンマー国軍への抗議を示すポーズをとった代表選手が帰国を拒否し、日本で難民認定を申請をする意向を明らかにしました。 【サッカー・ミャンマー代表ピエ・リヤン・アウン選手（27）】 「自分の命は助かったので安心しているが、家族の命がどうなるか不安、心配はある」 こう訴えたのは、ワールドカップ予選にゴールキーパーとして出場するために来日していた、サッカー・ミャンマー代表のピエ・リヤン・アウン選手（27）です。 今年2月のクーデターで政権を掌握したミャンマー軍は、軍に反発する市民などへの弾圧を強めています。 こうしたなか、ピエ・リヤン・アウン選手は、5月28日に行われた日本代表との試合に先立つ国歌斉唱で、ミャンマー軍への抗議を示す“3本指”を掲げるポーズを取りました。 その後、6月11日と15日に大阪で行われた試合に出場するため帯同したあと、代表チームから離れようとしましたが、チームの関係者に連れ戻され軟禁状態にあったということです。 しかし、代表チームが帰国の途につく16日夜遅く、関西空港で帰国を拒否し支援者と合流。 ギリギリのところで日本に留まる決心をしました。 【空野佳弘 弁護士】 「客観的に見ると、彼が帰国した場合、国軍から迫害を受ける可能性はかなり高いと思われる。本当に彼が（日本に）最終的に残るという選択をしてくれて、本当によかった」 ――Q：3本指を掲げたことに後悔はしていない？ 【ピエ・リヤン・アウン選手】 「後悔はしていない。すべて自分がやったこと。自分の行動が日本国民に知られることとなり、満足している」 ピエ・リヤン・アウン選手はちかく、大阪出入国在留管理局に難民認定を申請する予定です。 これについて、加藤官房長官は「本人の意向を伺いながら適切な対応を図っていきたい」と話しています。
からの記事と詳細 ( サッカー ミャンマー代表選手が「帰国拒否」…日本で難民申請へ 会見で「後悔はしていない」（関西テレビ） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3q9Mb3F
No comments:
Post a Comment