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欧州や南米などの先進国と、それ以外のアジアやアフリカなどでは、五輪に対する価値基準が明らかに乖離している。欧州と南米は、ワールドカップ中間年に大陸選手権を開催する。大会は約1か月間に及び、長いシーズンの後に合宿を経て臨む各国代表選手たちは、ようやくこのワールドカップに匹敵する激闘を終えてオフに入る。そういう地域の人たちにすれば、五輪は「祭りの後」に残されたミニトーナメントのようなものだ。
五輪の男子サッカーは、何度もレギュレーションを変更してきた。IOCとFIFAの綱引きの産物である。最近はU-23選手権の体裁を整えていたが、そこにオーバーエイジ(OA)枠が加えられ、今度はコロナ禍で参加資格が引き上げられた。2014年にワールドカップを制したドイツ代表の平均年齢は24.8歳。もはや最後の年齢別選手権という定義さえも虚しい。
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