グローバルなスポーツで日本でも野球と並ぶ人気を誇るサッカー。日々多くの選手が学校の部活やクラブチームで、サッカーに取り組んでいる。「サッカーには、社会人になって働くときにも役立つヒントがたくさんある」。そう話すのは、楽天大学学長の仲山進也さんだ。仲山さんは、累計数万社の中小・ベンチャー企業の支援に携わりつつ、幼少時から40年にわたりサッカーとのつきあいを続けてきた。人工知能(AI)の発達もあって先行きが不透明な時代に、サッカーから学べる働き方のヒントは何か。仲山さん、そして仲山さんと交流のあるサッカー関係者に聞いた。(山脇岳志)
仲山さんのキャリアを一言で表すのは難しい。好きなサッカーと仕事との間を行き来、いや「融合」させているというべきか。「人生で大切なことのすべては、サッカーから学ぶことができると思っている」と話す。 仲山さんは、1973年、北海道で生まれた。小学校時代からボールを蹴り始め、旭川市の中学、高校時代は真剣にサッカーに取り組んだ。 慶応大学法学部時代は慶應キッカーズ、シャープ入社後はサッカー部に入り、奈良県1部リーグでプレーした。 友人から誘われ、社員がまだ20人程度だった創業期の楽天に転職。2000年、楽天市場出店者の学びあいの場として「楽天大学」を設立し、ビジネスのアドバイスのみならず、出店者のコミュニティーを作ることに尽力した。 2004年には、三木谷浩史氏がオーナーになったJリーグのプロクラブ「ヴィッセル神戸」にレンタル移籍。公式ネットショップを立ち上げ、グッズの売り上げを倍増させた。 2016年10月から1年2ヶ月間は、「横浜F・マリノス」のプロ契約スタッフとなって、コーチ向けやジュニアユース(JY)の選手向けの育成プログラムを実施した。 今も楽天の正社員でありつつ、「仲山考材」という会社も立ち上げ、考える材料(考材)をつくってファシリテーションつきで提供することで「自律自走型」の個人・組織づくりを支援している。 プロサッカークラブの監督が主人公の人気漫画「ジャイアントキリング」とコラボした、『今いるメンバーで『大金星』を挙げるチームの法則』(講談社)を2012年に出版、同書はいまも増刷を重ね13刷に達している。
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