
自動車部品メーカーの沢井製作所(広島県三原市)は4月1日付で同業の中神自動車工業(同東広島市)を子会社化した。両社は内装部品を手がけており、ともにマツダのティア2(2次取引先)にあたる。互いの製品群や技術を共有して複数部品のまとまりである「ユニット」での提案力を高めるほか、販路を広げて成長を目指す。
買収額は非公開。沢井製作所は広島銀行の子会社のファンドから1億円の出資を受け、買収資金の一部に充てた。広島銀から行員を1人受け入れ、知見を生かして経営を支援してもらうという。中神自動車工業は有力な後継者がいなかったことから、沢井製作所の傘下に入った。
沢井の年商は約20億円、中神は約30億円。ともにマツダのティア1(1次取引先)であるダイキョーニシカワとの取引が多いが、技術力を高めて他メーカー系列のティア1も開拓していく。
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