インドネシア海軍は24日、バリ島北方で消息不明となった潜水艦について、沈没したと発表した。潜水艦には53人が乗っており、当時は訓練中だった。
インドネシア海軍のユド・マルゴノ参謀総長は、潜水艦の一部や礼拝用の敷物などが、潜水艦が消息を立った海域近くで見つかったと明らかにした。
「潜水艦の一部や部品と見られるものが複数見つかった。潜水艦が外圧を受けたり魚雷発射装置に亀裂が生じない限り、艦外に飛び出すものではないと考えられる」
潜水艦は、最大潜水深度をはるかに超える水深850メートル付近に沈んでるとみられるという。
艦内には3日分の酸素しかなく、24日までに尽きたとみられる。
ドイツ製の潜水艦「KRIナンガラ-402」は魚雷発射訓練のため、潜水許可を求めた後に消息を絶った。
1970年代に製造されたものだが、2012年に修理が行われた。
インドネシア海軍は潜水艦の整備状態は良好だったと主張しているが、水艦が潜っていた海域では漏れ出したとみられる燃料の油膜が見つかっており、燃料タンクの損傷が懸念されている。
このほか、潜望鏡の潤滑油のボトルなども見つかった。発見場所から半径16キロの海域をほかの船舶は航行していない。
からの記事と詳細 ( インドネシア海軍、消息絶った潜水艦はバリ島沖で沈没 複数の部品発見と - BBCニュース )
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