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Monday, March 1, 2021

ミスミの「meviy(メヴィー)」が製造業DXを推進。3D設計データで即時見積もり - 日経テクノロジーオンライン

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製造業は日本の基幹産業であり、国際競争力も高い。世界シェア60%以上の製品が270以上あり、米国の倍を占める。しかし、労働生産性は低下しており、OECD加盟国の中でも年々順位が下がっている。少子高齢化による人手不足と、働き方改革による時間不足が要因として考えられる。

こうした状況を打破するためには、「『調達領域』の効率化こそが生産性向上の鍵」とミスミグループ本社 常務執行役員の吉田光伸氏は指摘する。

製造業のバリューチェーンにおける設計領域は、CAD/CAE化が進んでおり、製造領域でも機械の自動化が進んでいる。生産にはロボットが導入され、販売領域ではeコマースが普及している。しかし、調達領域においてはいまだに紙の図面を作成し、FAXで見積もりを依頼するといったアナログなプロセスが多い。

「調達領域はいまだに『時間の三重苦』が存在する。紙の図面の作図時間、FAXによる見積もりを依頼する時間、見積もりの待ち時間です」と吉田氏は言う。実際、部品点数1500点の装置の部品調達だけで、約1000時間が費やされている。

※経済産業省2019年版ものづくり白書

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