都城に半導体部品新工場 川崎電子、７０人雇用へ | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

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都城市の立地企業指定書を受け取る川崎電子の川崎利秋社長（左）＝同市役所

　自動車用組電線（ワイヤーハーネス）や電子部品製造業の川崎電子（都城市豊満町）は、好調な通信機器向け半導体部品の製造を担う新工場を同市大岩田町に設ける。今年７月の操業開始を目指し、今後５年間で約７０人を新規雇用する予定。

　同社は１９８５年創業。有限会社化した２００４年、曽於市財部町に鹿児島工場を設けた。

　新工場は鉄骨平屋のパチンコ店を改装する。床面積約３０００平方メートル。設備投資額は約１億１５００万円、初年度は６１００万円の売り上げを見込む。

　市の立地企業に指定され、１６日に市役所で指定書交付式があった。

　川崎利秋社長（７１）は「需要拡大にもしっかり対応できるよう準備を進めたい。市内外から人材を求め、地域貢献にもつなげたい」と抱負を述べた。

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