5日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ渋っている。10時時点は1ドル=107円89~90銭と前日17時時点と比べて74銭の円安・ドル高だった。早朝に円相場が約8カ月ぶりに108円台まで下落していたため、持ち高調整や利益確定を目的とした円買い・ドル売りが入った。
日経平均株価の下げ幅が一時600円安となるなど株価が大きく下げ、ユーロやオーストラリアドルなどに対し「低リスク通貨」とされる円を買う動きが広がったのも円相場の支えとなった。10時前の中値決済に向け、市場では「目立った偏りはなかった」との声が聞かれた。
円は対ユーロでは上げに転じている。10時時点では1ユーロ=129円04~05銭と、同10銭の円高・ユーロ安だった。株安を背景に投資家心理が悪化するとの見方から円買い・ユーロ売りが増えた。
ユーロは対ドルでは安値圏で小動き。10時時点では1ユーロ=1.1960~61ドルと同0.0092ドルのユーロ安・ドル高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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