2021年02月02日10時45分
南野が大きな決断を下した。名門リバプールから、同じプレミアリーグの中堅サウサンプトンへ期限付き移籍。2月1日は冬の移籍市場の最終日で、英メディアも速報して伝える注目度だった。
得点源だったザルツブルク時代とは変わり、昨季途中に加入したリバプールではベンチを温め続ける日々。それでも、「今までそれを乗り越えてやってきた。今回も自分なりに解決していければいい」。強い気持ちを保ったまま、練習からアピールを続けてきた。
真摯(しんし)な姿勢はクロップ監督の目に止まり、昨年12月に先発に抜てきされた際には、リーグ戦で待望の移籍後初ゴールを決めた。だが、サラーら各国代表チームの主力クラスがそろう攻撃陣の序列を覆すことはできず、それ以降のリーグ戦は出場機会がわずかしかなかった。
もちろん、サウサンプトンでも出番が保証されているわけではない。FWとしてゴールやアシストで結果を残し、まずはチームの信頼を勝ち取ることが求められる。南野と同様にリバプールからサウサンプトンに移籍し、昨季はリーグ2位に並ぶ22得点を挙げたFWイングスはいいお手本になるだろう。
日本代表でつける背番号「10」にふさわしい輝きを取り戻すため、26歳が新天地で再出発を図る。(ロンドン時事)
からの記事と詳細 ( 輝き取り戻せるか 南野、新天地で再出発―欧州サッカー - 時事通信ニュース )
https://ift.tt/36xShCw
No comments:
Post a Comment