【第1部】前日に株価が急騰した反動から当面の利益を確保する売りがやや優勢となり、日経平均株価は前日比110円20銭安の2万8523円26銭と反落した。東証株価指数(TOPIX)も6.26ポイント安の1849.58と下落した。
45%の銘柄が値下がりし、値上がりは50%。出来高は11億5000万株、売買代金は2兆3810億円。
業種別株価指数(全33業種)は小売業、銀行業、空運業などが下落し、電気機器、輸送用機器、化学は上昇した。
個別ではソフトバンクGの売り物が厚かった。トヨタ、ソニーが小安く、キーエンス、SMCは下押した。三菱UFJ、三井住友は軟調だった。ファーストリテが大幅に下落し、神戸物産も値下がりした。OLC、ANAは緩んだ。半面、東エレクが上場来高値を更新し、太陽誘電は大幅高。ホンダが締まり、日産自は上伸した。住友化が急騰し、東レも大幅高。
【第2部】小幅続伸。那須鉄、田岡化が急伸した。ファーマフーズ、天昇電は反落。出来高1億6962万株。
▽一時200円超安
20日の東京株式市場では、内需関連株を中心に当面の利益を確保する売りに押される銘柄が多かった。日経平均株価は一時前日比231円35銭安の2万8402円11銭まで下落したが、下値では押し目買いや買い戻しが入って下げ渋った。「国内投資家の売りを個人や海外の機関投資家が拾った」(銀行系証券)とみられる。
朝方は前日に米国株が上昇した流れを引き継ぎ、半導体など電子部品株を中心に値上がりした。しかし、電子部品株以外に買いが広がらなかった。市場では「新型コロナウイルス感染が収束に向かうめどが立たないため、内需企業は業績悪化懸念が大きい」(インターネット証券)との指摘があった。
225先物は現物取引開始前に2万8820円まで買い進まれたが、午後には大阪夜間取引の安値を下回る2万8380円まで売られた。オプション2月きりのうちコールは軒並み下落した。プットは総じて堅調だった。(了)
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