法令の基準を超えるアスベストが含まれていたとして、珪藻土を使ったコースターとバスマットの回収を発表したニトリホールディングス(HD)は12月25日、全ての対象商品の検査を終了したと発表。すでに発表した商品と合わせて回収対象は23製品、355万個超となる。
ニトリHDによると、検査対象の商品177製品のうち、コースター14製品とバスマット4製品で法令の基準を超えるアスベストが検出されたという。また同社は、同じ工場で製造したコースター1製品とバスマット4製品も回収するとしている。
今回の検査では、コースター(34製品)、バスマット(29製品)、バス・洗面小物、食料品保存容器、卓上調味料入れ、キッチン収納、キッチンツール、水廻り小物、水切り、玄関小物、カサタテ、結露吸湿小物、押入れ乾燥剤、枕、マットレストッパー、布団除湿シートについては、アスベストが検出されなかったという。
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店舗に珪藻土回収相談カウンターを設置
同社は、全国のニトリとデコホーム全店に珪藻土回収相談カウンターを設置。店頭で商品を確認の上、交換または返金するとしている。店舗への持ち込みが難しい場合の回収方法は追って案内するという。
ニトリHDは12月18日、珪藻土商品「サラサラコースター テラゾーST」に法令の基準を超えるアスベストが含まれていたとして回収すると発表。その後、対象商品は9種類240万個超に増え、該当商品の見分け方などを公表していた。また、ホームセンター大手のカインズも珪藻土を使ったバスマットやコースターなど17商品を店頭で回収し、返金すると発表している。
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