［ミラノ ２４日 ロイター］ - サッカーのスペイン１部、レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督は２４日、過密日程で負傷者が増えていることを受け、サッカーのエンターテイメントとしての価値に悪影響を及ぼしているとの見解を示した。
レアルは２５日に欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）のインテル（イタリア）戦が控えているが、エースのカリム・ベンゼマと主将セルヒオラモスが筋肉のケガ、ＭＦフェデリコ・バルベルデは足の骨折で離脱し、アルバロ・オドリオソラも欠場。さらにＤＦエデル・ミリトンとＦＷルカ・ヨビッチも新型コロナウイルス検査で陽性となり出場できない。
ジダン監督は記者会見で、「試合日程が異なればわれわれのシーズンが違ったものになっていたかどうかはわからないし、それを言い訳にもしたくない」としつつも、「試合と負傷者がこれほどまでに増えて、サッカーの光景が以前とは異なると考え始めている。多くの試合があるし、われわれは実質、今季に向けて準備できずに臨んだ状況」と語った。
通常でも過密気味の欧州サッカーの日程だが、今季は新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）も影響し、さらに厳しいスケジュールに。多くの主力級選手が負傷に見舞われており、バルセロナ（スペイン）のロナルド・クーマン監督やリバプール（イングランド）のユルゲン・クロップ監督らからも過密日程に対する厳しい声が上がっている。
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November 25, 2020 at 09:19AM
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サッカー＝レアルのジダン監督が過密日程で懸念 - ロイター (Reuters Japan)
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