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Tuesday, November 17, 2020

踏ん張りどころで後手に 日本、力の差痛感―サッカー国際親善試合 - 時事通信ニュース

2020年11月18日10時06分

メキシコ戦で、選手を鼓舞する森保監督=17日、オーストリア・グラーツ(AFP時事)

メキシコ戦で、選手を鼓舞する森保監督=17日、オーストリア・グラーツ(AFP時事)

 W杯16強の壁を越えるための試金石となる一戦で、力の差を痛感させられた。日本は後半から相手の圧力を受け、18分に右サイドを個人技で崩されて失点。同23分にはカウンターから追加点を許し、踏ん張りどころで詰めの甘さが際立った。

日本、メキシコに敗れる 0―2、年内最終戦―サッカー国際親善試合

 新型コロナウイルスの影響で中断していた代表活動再開後、3試合連続無失点だった守備が後手に回った。相手は中盤の底にアンカーを置く形を後半からダブルボランチに変更。「(前に)行きづらくなってボールを失った」と遠藤航。効果的にプレスがかからず、守備ラインの裏を取られる場面が目立った。
 2年前のW杯のベルギー戦では、2―0の後半24分から5分で追い付かれ、高速カウンターから決勝点を奪われた。今回も同様に立て続けの失点を喫し、「粘らなきゃいけないところ。個人としてもチームとしても悔しい」と吉田。教訓を生かせず、W杯は1994年から7大会連続で16強入りしたメキシコにしたたかさを見せつけられた。
 森保監督の就任から2年がたち、折り返し地点とも言える年内最後の代表戦。今年の初黒星を喫し、「より成長するための糧にしなければならない」と指揮官。成果と課題を整理し、来年のW杯アジア2次予選に臨む。(グラーツ時事)

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