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Wednesday, August 5, 2020

トヨタ系部品メーカーが事業多角化 環境激変で「新たな飯の種」模索 - SankeiBiz

 トヨタ自動車グループの部品メーカー各社が、殺菌装置や介護器具など事業の多角化を加速させている。電動化や自動運転など「CASE(ケース)」と呼ばれる次世代技術の台頭で事業環境が激変し、足元では新型コロナウイルス流行で自動車需要の先行きに不透明感が出ている。各社は本業で培った高い技術力を生かして新たな「飯の種」を模索する。

 自動車の内装品などを手掛ける豊田合成は、ウイルスの殺菌能力が高い「深紫外線発光ダイオード(LED)」の開発を進める。新型コロナの類似ウイルスに対し10秒以内の照射で99.9%の殺菌が可能。将来的に、使用済み防護服やカーシェア車両の殺菌に使うなど幅広い業種での応用を検討している。本年度中にも市場投入予定で、小山享社長は「柱の事業になるようしっかりやりたい」と意気込む。

 ステアリング装置を製造するジェイテクトは、介護用歩行器「J-Walker(ウオーカー) テクテック」を本年度中にも発売する予定だ。自動車分野の技術を生かして、歩行器の使用者との最適な距離を自動でキープしたり、下り坂でブレーキをかけたりするなどの歩行補助機能を充実させた。佐藤和弘社長は「将来性のあるものを育てていく」と話す。

 変速機が不要なモーターで駆動する電気自動車(EV)の拡大で、主力の変速機の需要減が見込まれるアイシン精機は、ライドシェア(相乗り)サービス「チョイソコ」の本格運用を2019年4月から始めた。

 複数の客の目的地や利用時刻に応じて専用システムで最適なルートを算出し送迎する仕組み。

 各地の自治体やトヨタ系販売店と組んで、交通手段が乏しい地域などで展開しており、伊勢清貴社長は「システムの販売などもやっていきたい」と語った。

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