日本サッカー協会(JFA)は14日に理事会を開き、「新型コロナウイルス対策 JFAサッカーファミリー支援事業」を承認した。

財源を5億円とする融資型の第1次財政支援、寄付金口座の開設、登録料の免除、今季の協会納付金(入場料収入の3%)の免除などが決議された。融資は85件の仮申請が届いており、ウェブ会見で田嶋幸三会長(62)は「来週中に融資できれば」と語った。

各種委員会の委員も選任され、技術委員会にはJ2ヴァンフォーレ甲府の佐久間悟GMら3人が新任として承認された。

JリーグからJ1上位2チームのみ参加の計50チーム出場に変更された天皇杯の日程や形式は継続審議に。新型コロナの影響で今年は1試合の交代枠を従来の3人から5人(交代数3回まで、ハーフタイム除く)に拡大するなど、国際サッカー評議会から競技規則の暫定的改正の通達があったことも報告された。