東京オリンピックの１年程度の延期が決まったことで、サッカー男子では、原則、23歳以下となっている出場資格への影響が懸念されています。
オリンピックでサッカー男子は、1992年のバルセロナ大会から選手の出場資格が原則、23歳以下となっていて、東京オリンピックも同じルールが適用されることになっています。
しかし、大会の１年程度の延期が決まったことで、東京オリンピック世代の日本代表のキャプテンを務めるオランダ１部リーグ、ズウォレの中山雄太選手やベルギー１部リーグアントワープの三好康児選手などは、24歳で大会を迎えることになります。
ＦＩＦＡ＝国際サッカー連盟の規定によりますと、東京オリンピックのサッカー男子の出場資格について、年齢ではなく「1997年１月１日以降に生まれた選手」と示されていて、大会の延期にともなってこの規定が変更される可能性が出てくるのか、関係者は関心を持って見守っています。
日本サッカー協会の広報担当者は、新型コロナウイルスの感染拡大でオリンピックだけではなく、ワールドカップカタール大会のアジア予選や、ヨーロッパや南米の主要大会も日程変更を余儀なくされるなど、先行きが不透明な中で、規定がどうなるかはわからず「見解を出す時期でない」と話しました。
一方で東京オリンピック出場を決めているオーストラリアの監督は、年齢制限を24歳に引き上げることを求めたと外国メディアが報じています。
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March 25, 2020 at 11:17AM
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