新型コロナウイルスの感染拡大で中国から部品が調達できないため、電動アシスト自転車の一部で生産が滞っていて、販売にも影響が出ています。
東京 大田区にある電動アシスト自転車専門の販売店によりますと、入園や入学を控えるこの時期は、1年で最も販売台数が多いということです。
このため店では例年150台ほどの自転車を店内に置いていますが、ことしは一部の車種の入荷ができず、展示は7割ほどにとどまっています。
特に子どもを乗せられる大手メーカーの人気モデルを中心に入荷が遅れていて、顧客からの注文は受け付けているものの、納期を伝えられない状況が続いているということです。
パナソニックやヤマハ発動機など、電動アシスト自転車の大手メーカーによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大で中国からの部品が調達できないことから生産が滞っていて、今のところ解消の見込みは立っていないということです。
在庫不足を受けて販売店の運営会社は、中古品の販売を増やすことにし、今月から一定の条件を満たす電動アシスト自転車を対象に、5000円以上で下取りする取り組みを始めました。
オギヤマサイクルの小峰市太郎取締役は「メーカーにも入荷の見通しについて毎日、電話をしている状況です。必要なかたに自転車を供給するのが販売店の使命なので、現状については申し訳なく思っていますし、早く改善していきたい」と話していました。
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March 18, 2020 at 02:38PM
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電動アシスト自転車 一部で生産滞る 中国から部品調達できず - NHK NEWS WEB
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