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Wednesday, March 18, 2020

陽性判定を受け止め、前向きなメッセージを綴るサッカー界の人々 - サッカーキング

　新型コロナウィルスの猛威はサッカー界にも及び、選手、監督、協会関係者などの感染が相次いで発表されている。3月18日時点で感染が発表されている各国の主な選手やスタッフは下記の通りだ。

“陽性”の事実は大きな不安を呼んだに違いないが、その事実を受け止め、前向きなメッセージを発信してファンと交流を図る姿も多く見られる。

　アーセナルのミケル・アルテタ監督が「私たちは今、巨大で前例のない挑戦に直面しています。今は皆さんの健康が何よりも大切です。ガイドラインに従いながら、お互いを尊重し、守り、この事態を乗り越えていきましょう」とメッセージを綴ると、25万件を超える「いいね」と1万7000件を超えるコメントがついた。ユヴェントスのブレーズ・マテュイディの「私は前向きで、強く、士気も高い。家族もそうです。この試練によって、より強くなると確信しています」というメッセージには、24万件を超える「いいね」がついた。

[写真]=Getty Images


　そして日本では17日、日本サッカー協会（JFA）の会長を務める田嶋幸三氏の感染が発表された。日本オリンピック委員会（JOC）副会長という肩書きも持つ田嶋氏にとって、感染の発表には様々なリスクが想定されたはずだ。しかし、田嶋氏は「私と接触した方にしっかりと伝えなければならない。そして、お世話になっている文京区の方々に迷惑をかけてはならない」、「この疾病と向かい合うことで、この新型コロナウィルスに対する偏見をなくすことに貢献できれば」との思いから公表に踏み切ったという。

　サッカー界は新型コロナウィルスによって“足踏み”を強いられているが、選手、ファン、関係者の思いは一致しているはずだ。彼らが無事に快復し、世界のサッカーが一日でも早く“再び歩き出す”ことを願ってやまない。

◉イングランド
ミケル・アルテタ（アーセナル監督）

カラム・ハドソン・オドイ（チェルシー）

◉スペイン
エセキエル・ガライ、エリアカン・マンガラなど（バレンシア）
計6名の選手およびテクニカルスタッフ（エスパニョール）

◉ドイツ
ヤネス・ホルン、ティモ・ヒューバス（ハノーファー）
ルカ・キリアン（パーダーボルン）

◉イタリア
ダニエレ・ルガーニ、ブレーズ・マテュイディ（ユヴェントス）
オマール・コリー、アルビン・エクダル、マノロ・ガッビアディーニ、アントニーノ・ラ・グミーナ、モーテン・トルスビー、ファビオ・デパオリ、バルトシュ・ベレシュインスキ（サンプドリア）※コリーはクラブが陽性を公表した後、本人が否定
アメデオ・バルダリ（サンプドリア チームドクター）
パトリック・クトローネ、ヘルマン・ペッセージャ、ドゥシャン・ヴラホヴィッチ（フィオレンティーナ）

◉ギリシャ
エヴァンゲロス・マリナキス（オリンピアコス オーナー）

◉セルビア
スラビサ・コケーザ（セルビアサッカー協会会長）

◉スイス
ドミニク・ブラン（スイスサッカー協会会長）

◉ブラジル
ジョルジェ・ジェズス（フラメンゴ監督）

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