欧州サッカー連盟(UEFA)は17日、6月開幕予定だった2020年欧州選手権(ユーロ2020)を、新型コロナウイルスの世界的流行を受け、1年延期したと発表した。
UEFAはこの日、加盟する協会などと緊急ビデオ会議を開催。6月12日~7月12日に予定していたユーロ2020を、来年6月11日~7月11日に延期することを決めた。
UEFAは、開催12カ国の「公共サービスに不必要な負担をかける」ことを避けたと説明。また、各国が国内の試合を終了させることを支援する目的もあるとした。
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UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は、「我々は膨大な人が熱中する競技のかじ取りをしていて、その競技は目に見えず動きが素早い敵にやられている」と説明。
「このような時こそ、サッカー界は責任と結束、団結、利他精神を示す必要がある」と述べた。
また、「ファンやスタッフ、選手の健康が最優先だ。UEFAはその点から、今シーズンの試合を安全に終えられるよういくつもの選択肢を検討した。欧州サッカー界の仲間からの反応に満足している」とし、こう続けた。
「真の協力精神があった。最善の結果を生むためには何かを犠牲にしないといけないと全員理解していた」
チェフェリン氏はさらに、UEFAが「手続きを主導し、最大の犠牲を払う」ことが重要だと主張。「巨額の損失」が生じるが、「利益より意義が、欧州サッカー界全体のためにこの決定をした際の指針となった」と述べた。
南米でも大会を延期
欧州では来年夏、女子の欧州選手権が7月7日にイギリスで開幕予定のほか、ネーションズリーグとU-21欧州選手権も開催が予定されている。
UEFAは、これら3大会の日程もすべて変更になるとした。
一方、南米サッカー連盟(CONMEBOL)も、6月12日~7月12日に予定していた今年の南米選手権アルゼンチン・コロンビア大会(コパアメリカ2020)を1年延期すると発表した。
また、国際サッカー連盟(FIFA)は、来年6月に中国で開催予定だった、新たに拡大したクラブ・ワールドカップの延期を決めた。新たな開催時期は、状況がより明確になり次第発表するとしている。
FIFAは世界保健機関(WHO)のCOVID-19対策の基金に1000万ドル(約10億7000万円)を寄付する予定。
欧州リーグの状況
欧州各国のトップリーグも、新型ウイルスの影響を受けている。
- プレミア・リーグ(イギリス)、ラ・リーガ(スペイン):最も早くて4月4日までは全試合を中止
- セリエA(イタリア):欧州で最も感染者数が多いイタリアは国内が封鎖状態にある
- ブンデスリーガ(ドイツ):最も早くて4月2日まで全試合を中止
- リーグ1(フランス):無観客で試合を開催していたが現在は「発表があるまで」中断
欧州の各サッカーリーグを統括するヨーロピアン・リーグは、各国でのシーズンが6月末までに終了するよう努力するとしている。
(英語記事 Euro 2020 postponed until 2021)
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March 18, 2020 at 01:04PM
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サッカー欧州選手権、1年延期 新型ウイルスの影響で - BBCニュース
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