みずほフィナンシャルグループ傘下のみずほ証券が来年1月、早期退職者を募集すると共同通信が3日、報じた。報道によれば、対象は50歳以上の一般社員で、人員スリム化でコストを削減する狙いがある。
みずほ証の広報担当者はブルームバーグの取材に「定年後も視野に入れた、社内外でのキャリア形成支援のために、従来の制度を見直した」と説明。「人員削減を目的とする制度ではまったくない」と述べた。
みずほ証券は2024年3月期までに国内外合算の経常利益で前期(19年3月期)比2.7倍の1000億円、リテール預かり資産残高で同25%増の50兆円を目指している。飯田浩一社長はブルームバーグとのインタビューで、法人・リテールともに顧客本位の商品提案ができる態勢が整ったと、目標達成への自信を見せていた。
2019-12-03 09:26:00Z
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