外観は世界のアップルストアの中でも初めてという「ヴィトリン(Vitrine)スタイル」を採用。1階から2階までをつらぬく高いガラスで囲い、店全体がショーウインドウのようなデザインに。そしてディスプレイの部分には日本産の竹を活けて、爽やかさを演出しています。
さらに、三菱ビルヂングの丸みを帯びた小窓が連続するファサードにマッチするよう、Apple 丸の内のガラスを支えるアルミニウムはなめらかな3次元の曲面加工が施されています。この金属加工は数々のデザイナー建築に携わる菊川工業が担当しています。
店内は他のアップルストアと同様に、開放的な作り。天井には木材を取り入れた温かみのある雰囲気を演出しています。店内中央には高さ7.4mもの吹き抜けを配置し、Today at Appleのセッションも開催される、店舗の中心的なスペースとなっています。
1階正面にはボードルームとして、Appleとビジネスを検討する企業や開発者とのミーティングのスペースを設置。大企業の本拠地が集中する丸の内という土地柄に応じ、Apple 丸の内のボードルームは日本のアップルストアでも最大規模となっています。
2階へとつながる階段は、白塗りのアルミニウムを用いて、なめらかな形状に成形。2階も1階と同じような広がりのある空間設計で、ジーニアスバーの技術サポート用のスペースや、Today at Appleのプチセッションでも使えるスペースを用意します。
最新のアップルストアのデザインを踏襲し、店内の随所にアップル製品が並べられていますが、目立つところに価格表のようなものは存在しません。商品の価格はiPhoneやiPad、Macのアプリから確認できるようになっています。そしてレジの機能も、ストアスタッフが持っているiPhoneで行うようになっています。支払いは現金、各種クレジットカードとQuickPay/iD含むApple Payに対応します。
ちなみに、丸の内エリアでは、QUICPayが地域限定のキャッシュバックキャンペーン「丸の内 × Apple Payキャッシュバックキャンペーン」を9月30日まで実施中。7日に新規オープンするApple 丸の内も、このキャンペーンの対象店舗に含まれています。キャンペーンでは1万円以上をApple Pay(QUICPay)で支払うと、1000円がキャッシュバックされます。
2019-09-05 05:15:00Z
https://japanese.engadget.com/2019/09/05/apple/
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