米交流サイト大手フェイスブックが計画中の暗号資産(仮想通貨)「リブラ」の規制について金融庁が頭を悩ませている。価格を安定させる仕組みを持つリブラは、思惑次第で価格が急変動する従来の仮想通貨とは異質な存在。さらに27億人のフェイスブック利用者に一気に広がる可能性があり、不正使用などのリスクも“規格外”とされるからだ。金融庁内では「既存の法制での対応は無理」との声も上がっており、既存業態とは別物として各国と連携しながら規制を構築していくことになりそうだ。
《ボラティリティ(価格変動の度合い)の低い、仮想通貨》
フェイスブックが公表しているリブラの説明文書はリブラの特性のひとつをこう表現している。しかし、ある金融庁の幹部は日本での規制を考えた場合、「仮想通貨として扱わない可能性がある」と語る。
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2019-07-28 09:34:00Z
https://special.sankei.com/a/economy/article/20190728/0002.html
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