韓国の電機大手、サムスン電子が31日発表した2019年4~6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比56%減の6兆6000億ウォン(約6000億円)に落ち込んだ。主力の半導体部門の営業利益が71%減の3兆4000億ウォンとなったことが影響した。
日本政府は4日、半導体製造に必要な「フッ化水素」など3品目の韓国への輸出規制を強化したが、今回の決算には影響していない。サムスン電子は下半期について「不確実な経営環境の下、主力製品の販売拡大に集中する」としている。
全体の売上額も4%減の56兆1300億ウォンとなった。サムスン電子は半導体の不振について「主要な顧客会社の在庫調整などの影響で、全般的な業況の低迷と価格の下落が続いた」としている。(共同)
2019-07-31 08:17:00Z
https://www.sankei.com/economy/news/190731/ecn1907310018-n1.html
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