逮捕されたのは都内に本社がある電子部品大手「アルプスアルパイン」の元社員で、中国籍の張天文容疑者(32)です。
警視庁によりますと、宮城県内の開発拠点に勤務していたおととし11月、会社のサーバーにアクセスし、営業秘密に当たる自動車に搭載する機器の設計データをハードディスクに保存して持ち出したとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、持ち出されたデータは自動車の電子制御に関する先端技術で、張容疑者は直後に退職し、国内の大手自動車メーカーに転職したということです。
警視庁は、転職先でデータを利用しようとした疑いもあるとみて、詳しいいきさつを調べています。
警視庁は、捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていません。
「アルプスアルパイン」は、電子部品メーカーの「アルプス電気」と、カーナビメーカーの「アルパイン」が4年前に経営統合した企業で、元社員が逮捕されたことについて「全容の解明に向けて、捜査に全面的に協力します」とコメントしています
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