産業機械メーカーのスギノマシン(滑川市栗山、杉野良暁社長)は18日、金属部品洗浄機の新シリーズ「JCC-MULTI」を発売した。価格は2300万円から。電気自動車(EV)の中核部品としてニーズが高まる「eアクスル」を洗浄できる機能とサイズを備えており、2023年度に20台の販売を目指す。
高圧水を噴射して金属部品を洗浄する機械で、EV向けのモーターやインバーターなどの駆動部品を一体化した「eアクスル」にも対応できるスペース(幅500ミリ、奥行き400ミリ、高さ300ミリ)を確保した。洗浄室と乾燥室の2室を設け、洗浄と乾燥が同時に行えるよう回転式のターンテーブルを搭載する。
自動車業界のサプライチェーンで進む二酸化炭素(CO2)削減の動きに対応し、効率的に洗浄する新技術「スイング狙い撃ち洗浄」を導入したほか、高速回転による遠心力で水分を飛ばす「遠心乾燥機能」を搭載。自社の従来製品と比べCO2排出量を60%削減した。
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