熊本県の最低賃金について、県内の労使の代表者などでつくる審議会は時給を32円引き上げて853円とする答申をまとめ、熊本労働局に提出しました。
適用されれば引き上げ額としては過去最大となります。
最低賃金は毎年、厚生労働省の審議会が都道府県ごとに示す引き上げ額の目安を参考に労働局が審議会の答申を経て決めています。
熊本県内の労使の代表者などでつくる審議会では今月3日に厚生労働省の審議会から伝達された30円引き上げるとした目安の額をもとに協議してきました。
その結果、最低賃金を目安よりも2円上回る32円引き上げて現在の時給821円から853円とする答申をまとめ、今月5日、熊本労働局に提出しました。
この引き上げ額は最低賃金が時給換算となった2002年度以降で最大で、物価の上昇など県内の状況を踏まえ最低賃金に近い賃金水準で働く人の生計の維持を重視したことが要因です。
新しい最低賃金は、今月22日まで熊本労働局で異議の申し立てが受けつけられ、早ければ10月1日から適用される見通しです。
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