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Tuesday, August 2, 2022

組み立て部品でも納入 省力化機器の石川のジータ - 日本経済新聞

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機械設計・省力化機器製造のジータ(石川県能美市)は部品組み立ての省力化の相談があった顧客の部品を組み立てる取り組みを始めた。組み立てに新開発の省力化機器を使うのが特徴で、顧客にとっては初期投資が要らない。第1弾として、分析用機器向けの部品を組み立てる機器を開発中だ。

同社は自動化の効果が高い工程に的を絞った「スモールスタート」の省力化機器を得意とする。これまで顧客の要望に応じて機器を開発、販売してきた。今後、顧客から部品の支給を受け、新開発の機器で組み立てて出荷する方法も用意する。

すでに分析機器メーカーからの相談がきっかけとなり、新しい機器の開発を始めた。年内にも、この機器で部品を組み立てたものをこのメーカーに納入する。機器が安定的に稼働するようになった段階で、要望があれば機器を有償で貸し出す。

分析用機器の部品を組み立てる機器を開発中だ

ジータにとっては機器の開発費を自社で負担する必要があるが、部品の受注を通じて安定的な収入が入る利点がある。水戸一博社長は「省力化機器のスモールスタートの進化形。顧客にとってはランニングコストだけ払えばいい」としている。

同社はこれまで小松市の本社と石川県能美市の研究室に拠点が分かれていたが、8月に能美市内に本社を移転して拠点を集約した。業務の効率化を進めるのが狙いだ。

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