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Saturday, June 18, 2022

東北高校サッカー、男子4強決定 - 河北新報オンライン

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 第64回東北高校サッカー選手権第2日の18日、岩手県遠野市国体記念公園市民サッカー場で男子の準々決勝4試合が行われ、尚志(福島第1)青森山田(青森第1)花巻東(岩手第1)聖和学園(宮城第1)が準決勝に進んだ。

 女子は釜石市球技場で1回戦2試合が行われ、専大北上(岩手)とノースアジア大明桜(秋田)が勝ち、4強入りした。

 第3日の19日は男子準決勝が遠野市運動公園多目的運動広場で、女子準決勝が釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで行われる。

青森山田、逆転勝ち

青森山田―盛岡商 後半27分、青森山田・奈良岡が勝ち越しのゴールを決める

▽準々決勝(遠野市国体記念公園市民サッカー場Bグラウンド)
青森山田(青森1) 4―1 盛岡商(岩手3)
▽得点者【青】米谷2、奈良岡、衣袋【盛】蒲田

 青森山田が勝負強さを発揮した。風下に立った後半立ち上がりに先制を許しても、浮足立つことなく球際で競り勝ち、逆転につなげた。

 こぼれ球をことごとく回収して攻勢を強めた。途中出場で同点ゴールとダメ押しの3点目を決めた米谷は、「(青森)山田として負けられないという責任感がある」と語った。

 決勝弾をたたき込んだのは奈良岡。後半27分、味方のミドルシュートがポストで跳ね返ったところに、ただ1人詰めた。「絶対に決めて流れを変えてやろうと思っていた。めちゃくちゃ気持ちがいい」と喜んだ。

FK決め尚志辛勝

▽準々決勝(遠野市国体記念公園市民サッカー場Aグラウンド)
尚志(福島1) 2―1 専大北上(岩手2)
▽得点者【尚】中村颯、浜田【専】金田琳

 尚志は1-1の後半33分、途中出場の2年浜田が右足でFKを決めて貴重な勝ち越し点を挙げた。

 自らが倒されて得た中央やや左のFK。5人並んだ相手選手の壁のうち「一番低い右端の頭上を狙った」というボールは壁を越えて鋭く曲がり、ゴール左隅に吸い込まれた。「公式戦で初めて決めた」という鮮やかなゴールで勝利を呼び込んだ。

 全国高校総体のメンバー入りを争う3年生が主体のチーム。ゲームキャプテンの木山は「攻め込んでも点を決めきれない苦しい時間が続いたが、見事なゴールでチームを救ってくれた」と後輩の活躍をたたえた。

花巻東、後半3得点

▽準々決勝(遠野市国体記念公園市民サッカー場Bグラウンド)
花巻東(岩手1) 4―2 ノースアジア大明桜(秋田1)
▽得点者【花】オウンゴール、及川、中村2【ノ】吉崎、小笠原

 花巻東がノースアジア大明桜を振り切った。1-1の同点で迎えた後半9分、CKからの混戦でセンターバックの及川が押し込んで勝ち越すと、1分後には及川のロングボールに反応した中村がGKをかわして追加点を挙げた。清水監督は「粘れるようになった。自信がついてきた」とねぎらった。

 前半は相手の素早い寄せに手を焼き、落ち着いてボールを保持できずリードを許した。及川は「勢いに負けてしまう悪い癖がある。緊張もあって攻撃が単調になっていた」と次戦に向けての課題を挙げた。

ノースアジア大明桜―花巻東 後半9分、勝ち越しのゴールを決めチームメートに祝福される花巻東・及川(4)

聖和学園3発圧倒

▽準々決勝(遠野市国体記念公園市民サッカー場Aグラウンド)
聖和学園(宮城1) 3―0 八戸学院野辺地西(青森2)
▽得点者【聖】桃原、中村倫2

 聖和学園は5バックで守りを固めた相手を攻めあぐねたが、後半12分から出場した中村倫の働きで攻撃のリズムを取り戻した。

 「ゴール前でボールを受けてチャンスをつくろうと思った」と中村倫。守備の隙間を突く積極的な動きで徐々に流れを呼び込むと、後半22分に桃原の2試合連続ゴールで先制。中村倫は直後の24分に中央でパスを受けて追加点を挙げ、28分には左FKから勝利を決定づける3点目を決めた。

 県大会ではなかなか点を決められず、悔しさからシュート練習に励んだという中村倫。成果が表れ「うれしいというより、自分でもびっくりした」と喜んだ。

専大北上2ゴール 女子1回戦

▽1回戦(釜石市球技場)
専大北上(岩手) 2―0 鶴岡東(山形)
▽得点者【専】高橋、昆野め

明桜2発競り勝つ

▽1回戦(釜石市球技場)
ノースアジア大明桜(秋田) 2―1 八戸学院光星(青森)
▽得点者【ノ】遠藤、岡崎【八】晴山

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