サルガド氏はサッカーがヨーロッパやラテンアメリカのものだという考え方は時代遅れだと指摘し、サッカーは世界共通だと強調した。
「私はこの10年間、中東に住んでおり、アラブの人々にとってそれがどういう意味を持つのか知っている。カタールは皆のために道を開いてくれた。これまでは、ヨーロッパや南米、アメリカなど、サッカーがすでに発展している国で開催されることが多く、サッカーはその地域にしか存在しないと思われていた。しかし、それは間違っている。サッカーは世界共通のものだ」
「世界中のアラブ人はサッカーが大好きで、サッカーに夢中で、彼らはサッカーの本当のファンなんだ。彼らはサンティアゴ・ベルナベウやヨーロッパで最も大きなスタジアムには行けないかもしれないが、常に自分たちのチームを応援している」
「アラブで初めてのワールドカップは、FIFAやすべての人にとって新しい時代を開くものであり、私は大いに楽しみたいと思う。我々にとって特別なワールドカップになるだろう」
また、カタールで開催される今大会について、アジアのチームがより競争力を高めることになると話した。
「カタールがタフなチームになることは間違いない。彼らはファンや国のサポートを受けるからね。彼らは長い間活動してきたし、アジアカップでも優勝している。ワールドカップでは、どのチームにとっても倒すのが難しいチームになると思う」
「そしてもちろん、韓国、サウジアラビア、日本も、予選では本当によくやっていた。アジアのサッカーのレベルは上がってきている。すべての大会の結果が昔とは違うことがわかるだろう。本当に素晴らしい大会になると思うし、結果も驚きの連続になるはずだ。優勝するのはまた別の話ですが、グループリーグではアジアのチームが大国を相手に良い結果を残すのが目に見えている」
●2022W杯カタール大会特集ページ
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