今月１１日、成田空港に到着した貨物便の機体から重さ６０キロの部品が落下した問題を受けて、千葉県の熊谷知事は国土交通省に対し、「欠落部品も大きく、看過できるものではない」として、再発防止に万全を期すよう要請しました。
国土交通省成田空港事務所などによりますと、今月１１日夜、中国・上海から成田空港に到着した日本貨物航空のボーイング７４７型機の翼に取り付けられていた部品が落下しました。
部品は左の翼のフラップを動かす部分のカバーで、プラスチックと一部金属でできていて、長さ４メートル４０センチ、幅６０センチ、重さは６０キロあり、翌日、機体が着陸した滑走路脇の西側の敷地内で、ほぼそのままの形で見つかりました。
この事故を受けて、熊谷知事は１４日国土交通省に対し、文書で事故原因の究明と再発防止対策について、航空会社への徹底した指導を求めるとともに、落下物の防止対策に万全を期すよう要請しました。
この中で熊谷知事は、「欠落部品も大きく、看過できるものではない。このような重大な事態に至ったことは誠に遺憾だ」と記しています。
また、国土交通省成田空港事務所は１４日、航空会社に対し原因究明と再発防止を求める文書を出しました。
からの記事と詳細 ( 成田貨物機部品落下事故で熊谷知事が国土交通省に再発防止要請｜NHK 千葉県のニュース - NHK NEWS WEB )
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