米新規失業保険申請件数、予想外の増加－一部州での大幅増を反映 - ブルームバーグ

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先週の米新規失業保険申請件数は予想外の増加となった。増加は１月半ば以降で初めて。大半の州では減少したものの、主に南部と中西部の数州で大幅に増えたことが反映された。

キーポイント
新規失業保険申請件数（12日終了週）は２万3000件増の24万8000件 ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は21万8000件への減少 前週は22万5000件（速報値22万3000件）に修正 失業保険の継続受給者数（５日終了週）は159万人に減少

　　米雇用統計の調査対象期間は毎月12日を含む週となっていることから、今回の新規失業保険申請件数の期間は特に注目される。

米新規失業保険申請件数の変化

出所：米労働省

　　先週の申請件数増加は、ミズーリ、オハイオ、ケンタッキー各州での大幅な増加を反映している。新規失業保険申請件数の統計は、さまざまな要因により週ごとの変動が大きくなり得る。

　　今回の増加は一時的なものにとどまる可能性が高い。労働市場が新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染拡大の影響から回復する中、新規失業保険申請件数は前週まで３週連続で減少していた。

　　季節調整前ベースでは、先週の新規失業保険申請件数は23万8482件だった。

　　統計の詳細は表をご覧ください。

原題：U.S. Jobless Claims Increase, Concentrated in a Few States（抜粋）

 

(統計の詳細を追加し、更新します)

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