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Sunday, February 6, 2022

入寮時なぜかサッカー靴を持参、タカ1位・風間球打「色々目立ちたい」「300勝が目標」 - 読売新聞オンライン

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 昨年のプロ野球・ドラフト会議でソフトバンクから1位指名を受けた明桜高校の風間球打投手(18)が、1日から始まった春季キャンプ直前の1月27日、読売新聞のオンライン取材に応じた。秋田で過ごした高校3年間の思い出などを振り返り、プロでの決意を新たにした。

 ――新人合同自主トレを終え、プロとしての第一歩を踏み出した。

 野球漬けの日々で、能力の高い選手と一緒に質の高い練習ができていると思うと、プロになったんだなという実感が一日ずつ湧いてきている。

 ――入寮時にサッカーシューズを持参していた。

 友達からの勧めで持って行った。高校でもチームメートとサッカーをやっていた。どこで使うか分からないが、野球だけではなく、色々なところで目立てる選手になりたい。まずは野球で結果を残したい。

 ――秋田で過ごした3年間について。

 寮生活を経験し、秋田の人たちが応援してくれたからこそ、自分も成長した。同級生にも支えられ、最後の最後で甲子園にも出場できた。仲間への恩を忘れず、みんなの思いも背負ってプロの舞台で良い姿を見せられればと思う。すぐには結果が出ないかもしれないが2、3年後には良い報告が出来るように力を蓄えたい。

 ――300勝という目標を設定した理由は。

 200勝というのは色々な投手が掲げている目標なので、それを超すという気持ちで。可能性はゼロではないと思うので、自分を奮い立たせるため、この目標を設定した。

 ――プロで戦う上で大切にしていきたいこと。

 強い体を作り、体力的にも精神的にも成長していきたい。その上で、謙虚さや感謝の気持ちを忘れず、1試合勝ってもそこで満足せず、まだまだという気持ちでプロ生活を過ごしていきたい。

     ◇

  かざま・きゅうた  山梨県甲州市出身。4兄弟全員に「球」の文字が付く、野球一家の三男として生まれる。明桜高校入学時、「球速150キロ、ドラフト1位」という目標を設定。3年時には自己最速の157キロを計測するなどし、「高校BIG3」と呼ばれるまでに成長。プロでの背番号は秋山幸二さんや内川聖一選手(現ヤクルト)など名選手が背負った「1」。人の意見も聞きつつ、自分の考えを貫き、自ら考えて行動に移すという性格から、好きな言葉は「独立独歩」。

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