[4日 ロイター]- - 欧州株式市場は続落して取引を終えた。自 動車・部品株は排ガス試験の強化の報道を受けて1カ月ぶりの安値を記 録したほか、欧州中央銀行(ECB)のタカ派的な姿勢が引き続き市場 を揺さぶった。 STOXX欧州600種指数は週間ベースでは0.73% 下落した。 自動車・部品株指数は4日に3.19%下落。欧州連合( EU)がプラグインハイブリッド車の二酸化炭素排出量の測定方法を厳 しくする計画をロイターが報じたことが背景にある。自動車メーカーは 排出目標を達成するため、より多くのバッテリー駆動車の販売増が求め られることになる。 1月の米雇用統計で新規雇用者数が予想を上回り、米連邦準備理事 会(FRB)が金利政策を今年引き締める余地が高まったことで株価下 落に拍車を掛けた。 イングランド銀行(英中央銀行)は今週利上げし、ECBは年内利 上げの可能性を示唆したため利回りが上昇。新型コロナウイルスのパン デミック(世界的大流行)で導入された流動性対策の終了に直面してい る市場に圧力がかかった。 ハーグリーブス・ランズダウンのアナリスト、スザンナ・ストリー ター氏は「金融政策の引き締めが強化され、エネルギー価格の高騰が止 まらない中、生活費の圧迫が強まり、インフレ懸念がますます大きくな っている」と述べた。 銀行株指数は週間ベースで2.42%上昇し、利上げが進 む状況の恩恵を受けた。ドイツとオランダの5年債利回りは2018年 以降、初めてプラスに転じた。 一方、ドイツの昨年12月の鉱工業受注指数は予想より大きく増加 し、内需拡大が貢献した。 デンマークのビール大手カールスバーグは0.5%上昇 。四半期の売上高が予想を上回ったことが好感された。 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終 コード 値 STOXX欧州600種 462.15 -6.48 -1.38 468.63 FTSEユーロファースト30 1806.49 -21.33 -1.17 1827.82 0種 ユーロSTOXX50種 4086.58 -54.44 -1.31 4141.02 (ーからご覧ください)
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