台湾サッカー協会は台湾女子「木蘭サッカーリーグ」の2021年度の最優秀選手に、なでしこリーグの新潟や千葉でも活躍した経歴がある若林美里を選出し、台北市で9日表彰した。

若林は20年から南部・高雄市を拠点とするチームに所属し、キャプテンも務めた。当初欧州のチームへの加入を目指していたが、新型コロナウイルス禍の拡大で断念。関係者の紹介を受け台湾を選択した。

若林は笑顔でトロフィーを受け取って謝意を示した。表彰式後「台湾の女子サッカーの進展具合は日本の20年前ぐらい」と述べつつ、レベルの高い選手もいると指摘。台湾サッカーに「今後も貢献していきたい」と話し、台湾で引き続きプレーしていく決意を表明した。

木蘭リーグは14年に創立された。(共同)