100回目を迎えた全国高校サッカー選手権は10日、国立競技場で決勝が行われ、青森山田高校が熊本の大津高校に4対0で勝って3大会ぶり3回目の優勝を果たしました。
100回目を迎えた全国高校サッカー選手権の決勝は10日午後、国立競技場で行われ、4大会連続で決勝に臨む青森山田と初の決勝となる大津が対戦しました。
試合は前半から青森山田が主導権を握り37分にコーナーキックから丸山大和選手のヘディングシュートで先制しました。
さらに41分には左サイドからのクロスボールに名須川真光選手が飛び込んで追加点を奪い、青森山田が2点をリードして前半を終えました。
後半も青森山田は攻撃の手をゆるめず10分にはキャプテンの松木玖生選手が、33分には渡邊星来選手がそれぞれゴールを奪って4対0で勝ち3大会ぶり3回目の優勝を果たしました。
一方、初の決勝に臨んだ大津はキャプテンの森田大智選手などを中心に攻めましたが青森山田の堅い守備を攻めあぐねて得点を奪うことはできず、熊本県勢初となる優勝はなりませんでした。
青森山田 黒田監督「パーフェクトな試合をしてくれた」
試合内容については「前半から1年間やってきたプレッシングサッカーをとことんやっていこうとスタートした。その中で選手たちがパーフェクトな試合をしてくれた」と話していました。
青森山田キャプテン 松木玖生「頑張ってきたことが報われた」
また過去2大会がいずれも準優勝だったことを踏まえ「悔しい思いをしてきたがこのチームなら優勝できると思っていた。このチームは団結力がすばらしくチームメートに感謝したい」と喜びを語りました。
大津 山城監督「完敗だった」
一方、準優勝となった今大会を振り返り「初めての国立競技場で大観衆の中、試合ができたことを嬉しく思う。試合には敗れてしまったが最後まで走り抜いて準優勝した選手たちを誇りに思う。とにかく真面目にひたむきに頑張ってきた成果がこの結果につながった。きょう感じたことを今後の大津の成長につなげていきたい」と話していました。
大津キャプテン 森田「自分たちのサッカーがやれなかった」
そのうえで「この大観衆の中でプレーできたことは自分にとって大きかったが、自分たちのサッカーがやれなかった悔しさがある。その思いを今後の大学でのサッカーに生かしていきたい」と話していました。
また、大津高校は試合前の記念撮影で、準決勝を新型コロナウイルスの影響で辞退した関東第一高校の名前が入ったタオルを掲げました。
これについて森田選手は「関東第一の選手は試合をできずに悔しかったと思うので、自分たちはその分まで戦うという形を示すために試合前に持った」と話していました。
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