サッカーJ1のサガン鳥栖は20日、キン・ミョンヒ監督が今シーズンかぎりで退任すると発表しました。
キン監督は今シーズン、ユースの出身者やJ2からの新加入選手を積極的に活用し、チームを4年ぶりのひとけた順位となる7位に導きました。
一方、ことし6月下旬の練習で選手に足払いをして転倒させたとしてクラブから3試合の指揮資格停止処分を受けるとともに、日本サッカー協会に処分を受けた以外にもパワハラがあったと指摘する告発文が届き、Jリーグが調査していました。
チームによりますと、キン監督を続投させる方針だったものの。調査の結果が出ない中、今月、キン監督からの申し出があり退任が決まったということです。
キン監督は、クラブを通じて「今シーズンは選手、スタッフ、サポーターが一体となって最高のゲームを幾度も披露したくさんの勝利をあげることができました。私の指導者としての未熟さゆえにたくさんの方にご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます」とコメントしています。
サガン鳥栖は、後任の監督の人選を進め、決まりしだい発表するとしています。
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