
[東京 3日 ロイター] -
<15:45> 日経平均・日足は「大陽線」、ブレーク 強気トレンドに転換
日経平均・日足は上下にごく短いヒゲを伴う「大陽線」となった。既に長短移動平均
線を上回っていたが、2月に年初来高値を付けてから強く意識されていた右肩下がりの上
値抵抗線を突破したことによって、下降は波動を完全にブレークし、中長期的な強気トレ
ンドに転換した。
一目均衡表上では、終値、遅行線ともに「雲」領域から上に抜け出し、買い安心感を
誘う絵づらとなっている。当面の上値の目安として、6月15日の戻り高値2万9480
円85銭が意識されるが、これを突破した場合、3万円回復が視界に入ってきそうだ。
<15:10> 新興株式市場はまちまち、直近IPO銘柄に人気が集中
新興株式市場はまちまち。東証マザーズ指数は続落したが、日経ジャスダック平均は
小反発した。市場では「地合いの好転を象徴するかのように、直近のIPO銘柄に人気が
集中した」(国内証券)との声が聞かれる。
マザーズ総合は前営業日比0.29%安。個別では、メディア総研 がストッ
プ高となったほか、モビルス が大幅上昇するなど前日に上場した2銘柄に買いが
集中した。そのほか、グローバルウェイ がストップ高まで買われ、FRONTE
O もしっかり。一方、アンジェス 、Enjin 、AI ins
ide などがさえない。
日経ジャスダック平均は前営業日比0.66%高。個別ではアイビー化粧品
がストップ高となり、Mipox 、プロルート丸光 などが上昇したが、
ワークマン が年初来安値を更新、日本マクドナルドホールディングス も
軟調に推移した。
<14:20> 日経平均は高値圏で推移、チャートは下降トレンドをブレーク
日経平均は高値圏で推移している。既に、終値で長短移動平均線を上回っていたが、
きょうの急騰によって、2月高値以降、長く戻りの関門として意識されていた右肩下がり
の上値抵抗線を大きく突破。テクニカル面で、チャートは下降トレンドから完全にブレー
クする格好となった。
野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏は「これまで上値抵抗線として意識されてい
た25日、75日、200日の各移動平均線が今後は下値のサポートすることになるとみ
られる」とした上で「ごく目先的には1500円幅の上昇を記録した後だけに、来週は調
整を入れる可能性もある」と指摘していた。
<12:40> 日経平均が急騰、2か月ぶりに2万9000円回復
後場に入り日経平均が急騰。菅義偉首相が辞任すると伝わったことを受け、「不人気
の首相退陣で与党が総選挙で負ける政治リスクが後退した」(国内証券)という。6月2
8日以来、約2か月ぶりに2万9000円を回復した。
<12:13> 日経平均先物が急上昇、政界の「新しい風に期待」との声
日経平均先物が2万9000円台に上昇している。複数の党幹部によると、菅義偉首
相は3日午前、自民党の臨時役員会で、総裁選挙に立候補しないことを表明した。また共
同通信は、関係者の話として、菅首相が辞任する意向を固めた、と伝えた。
「(政界に)新しい風が吹くことへの期待が出ている」(国内運用会社)という。
<11:55> 前場の日経平均は続伸、米株高を好感 TOPIXは一時2000ポイ
ント
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比243円84銭高の2万8787円3
5銭となり、5日続伸した。朝方は米株高を好感し続伸スタート後、2万8600円台で
伸び悩む場面が見られたが、前引けにかけて急速に上値を伸ばす展開となった。引き続き
景気敏感株を中心に買い戻しの動きが加速し、TOPIXは一時2000ポイントを回復
した。
前引け後に、菅義偉首相が自民党総裁選には出馬しない意向を示したと伝わった。[n
L4N2Q50OX]
2日の米国株式市場は主要3指数が上昇し、S&P総合500種指数 とナスダ
ック総合指数 は最高値更新となった。商品(コモディティー)価格の値上がりで
エネルギー株が堅調だったほか、新規失業保険申請件数の改善も相場を後押しした。
日経平均は続伸スタート後伸び悩む場面がみられたが、前引けにかけて急伸。一時前
営業日比292円06銭高2万8835円57銭で高値をつけた。前場の取引時間中に財
新/マークイットが発表した8月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は4
6.7と、7月の54.9から急低下したが、悪材料出尽くしとして捉えられ、買い戻し
が加速した。
市場では「米中景気減速懸念がある中で悪い経済指標が発表されたが、アジア株が波
乱とならなかったため買い戻しが入ったようだ」(国内証券)との声が聞かれた。
TOPIXも5日続伸し0.80%高の1999.39ポイントで午前の取引を終了
。一時、約5カ月ぶりの2000ポイント台高値となり、年初来高値(2013.71=
3月19日)が視野に入る展開となった。東証1部の売買代金は1兆2823億3600
万円だった。東証33業種では、精密機器を除く32業種が値上がり。鉄鋼、石油・石炭
製品、医薬品、鉱業、電気機器などが値上がり率上位となった。
個別では、東京エレクトロン 、テルモ 、信越化学工業
、ファナック などがしっかり。半面、ファーストリテイリング 、日産
化学 は下落した。
そのほか、 関西スーパーマーケット が買い気配。首都圏を地盤とするディ
スカウントスーパーのオーケー(横浜市)が、1株当たり2250円(関西スーパーの2
日終値は1374円)でTOBを行う意向を示したことが材料視された。
東証1部の騰落数は、値上がりが1556銘柄、値下がりが505銘柄、変わらずが
126銘柄だった。
<10:30> 日経平均は伸び悩み、100円高 高値警戒感から利益確定売り
日経平均は寄り付き後まもなく前営業日比168円26銭高の2万8711円77銭
で高値を付けた後は、伸び悩む展開となっている。現在は100円ほど高い2万8600
円半ばで推移。日経平均は前日までの4営業日で約902円上昇したため、高値警戒感か
ら利益確定売りが先行している。
午前10時30分現在での東証1部の売買代金は9648億9900万円。東証33
業種では、鉄鋼、石油・石炭製品、鉱業などの29業種が値上がり。その他製品、情報・
通信業精密機器などの4業種が値下がりとなっている。2日の米原油相場では原油価格が
2%上昇したことなどが支えとなり、景気敏感株は総じてしっかりしている。
市場では「このところの日経平均は指数寄与度の高いファーストリテイリング <9983
.T>、ソフトバンクグループ の下落基調で上値が重いが、TOPIXは1990
ポイント台と年初来高値(2013.71=3月19日)の手前。景気敏感株を中心とし
た買いに支えられている」(国内証券)との声が聞かれる。
<09:10> 日経平均は続伸でスタート、米国株式市場の強い基調を引き継ぐ
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比82円97銭高の2万8626円
48銭となり、5日続伸してスタート。現在150円超高の2万8600円台後半での推
移となっている。オーバーナイトの米国株式市場は主要3指数が上昇し、S&P総合50
0種指数 とナスダック総合指数 が最高値更新となった。
東証33業種では、情報・通信業、その他製品、小売業を除く30業種が値上がり。
鉄鋼、空運業、鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品などが値上がり率上位となっており、景
気敏感株を中心に買いが先行している。個別では、ファーストリテイリング が続
落。日経平均を約50円押し下げる要因となっている。
<08:50> 寄り前の板状況、主力株は総じて売り買い拮抗
市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6
758.T>、ホンダ 、キヤノン 、東京エレクトロン 、ソフトバンク
グループ が売り買い拮抗。
指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢、ファナック<6954.
T>は売り買い拮抗。
メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン
シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっ
ている。
東証第1部出来高上位50銘柄
東証第1部値上がり率上位50銘柄
東証第1部値下がり率上位50銘柄
日経225先物
SGX日経225先物
TOPIX先物
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