[東京 29日 ロイター] - トヨタ自動車が29日に発表した8月の世界生産台数(トヨタ車とレクサス車)は、12カ月ぶりに前年同月を割り込んだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響などで部品の調達に影響が出た。
世界生産は前年同月比16.2%減の53万1448台だった。このうち国内は同8.4%減の18万5726台、海外は同19.9%減の34万5722台だった。
自動車業界では、世界的な半導体不足に加え、コロナ感染が深刻な東南アジアで生産する部品の調達に支障が出ている。トヨタは今月10日、9月と10月の生産計画を8月時点から計約40万台引き下げると発表。通期計画は従来の930万台から900万台へ下方修正した。
8月はダイハツ工業と日野自動車を合わせたグループ全体の世界生産も12カ月ぶりの前年割れで、同12.5%減の63万2489台だった。
一方、8月の世界販売(トヨタ車とレクサス車)は同3.9%増の74万8893台と前年を上回った。国内は同6.7%増の11万1569台、海外は同3.4%増の63万7324台だった。部品不足の影響はあるものの、国内は限定的で小型車「ヤリス」などが好調、米国でもスポーツ多目的車(SUV)「RAV4」などが堅調としている。
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