リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。今回は35歳以上の選手を対象としたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。 【写真】サッカー選手能力値ランキング 1位~100位 選手一覧
20位:今ではすっかりDFに
DF:アシュリー・ヤング(元イングランド代表/アストン・ヴィラ) 生年月日:1985年7月9日(36歳) 市場価格:100万ユーロ(約1.2億円) 20/21リーグ戦成績:26試合出場/1得点4アシスト(インテル) プロデビューの地ワトフォードでブレイクを果たし、その後マンチェスター・ユナイテッドやインテルといったビッグクラブでのプレーを経験。イングランド代表にも度々名を連ねており、2018年ロシアワールドカップではベスト4進出に貢献していた。現在は古巣アストン・ヴィラに復帰し、若手に負けじとボールを追いかけ続けている。 プロデビュー当初のポジションはウイングだった。ジャマイカ人の父をもつだけあって「スピード」が水準以上で、右足から放たれるボールの質も極めて高い。とくに左サイドから鋭くカットインし、ハイクオリティーなミドルシュートでGKに襲い掛かるスタイルは相手にとって大きな脅威となっていた。 しかし、ユナイテッド時代にサイドバックへとコンバートされてからは、同ポジションでの起用がメインとなった。豊富な運動量を駆使して上下動を繰り返し、正確なキックで攻撃をサポートしている。ただ「空中戦」に強くなく、軽い対応からピンチを招いてしまうこともしばしば。このあたりはウィークポイントとなっている。
19位:南米生まれのファイター
DF:ディエゴ・ゴディン(ウルグアイ代表/カリアリ) 生年月日:1986年2月16日(35歳) 市場価格:200万ユーロ(約2.4億円) 20/21リーグ戦成績:28試合出場/1得点0アシスト 母国ウルグアイでプロデビューを飾ってから2年後にビジャレアルへ移籍し、欧州初上陸を果たしている。2010年には後に運命のクラブとなるアトレティコ・マドリードに加入。実に9年間在籍して公式戦300試合以上に出場し、ラ・リーガ制覇などに貢献していた。その後はインテル在籍を経て昨年夏にカリアリへと活躍の場を移し、現在も同クラブでのプレーを続けている。 「スピード」や足元の「テクニック」が凡庸で現代型センターバックとは言えないが、守備だけにフォーカスすれば間違いなくワールドクラスだ。身長187cm・体重76kgの体格から繰り出されるパワーは圧巻で、マッチアップしたFWをガチンと潰す。南米出身選手らしく熱いハートも備わっており、カード覚悟でピンチの芽を摘み取ることも珍しくない。 その中でもとくに際立っているのが「空中戦」の強さだ。ただ高いだけでなく勢いが凄まじいため、破壊力は抜群。守備時に頼りとなることはもちろん、自チームのセットプレー時には最大の得点源となることを可能としている。クラシカルなCBとして、まだまだ最終ラインを支えていけるだろう。
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