
顧客の「給与5%」が稼ぎ口だった
パスクアリン氏:変わってしまったよ、根本から。現在のサッカーエージェント業界のことだ。私がまだバリバリ働いていた10年前と比べれば、それこそ激変だ。しかも状況は酷くなる一方に見える。 その大きな原因となったのが「代理人公認資格制度」の撤廃だ。FIFAは2015年まで禁じていたんだ。オフィシャルのライセンスを所持していない者は代理人業務の一切に携われないとね。 だが、ルールの改悪により、各国のサッカー協会に登録さえすれば、誰でも移籍交渉や契約延長といった実務に手を出せるようになったんだ。 これがすべての始まりだったし、とんでもない「負」を創り出すきっかけとなった。クラブ間の交渉の際、中間に立って契約を取り次ぐ“仲介人“という産物をね。 今、カルチョメルカート(移籍マーケット)で多くのブローカーたちが暗躍している。かつての代理人業といえば、顧客である選手の「給与5%」が稼ぎ口だった。それが今では、エージェント、代理人と呼ばれる者たちは、暴利をむさぼるブローカー的な存在に変わってしまった。 それこそ数え切れないほど存在するよ。高額なコミッション(仲介手数料)を狙って“金のなる木“に近づく輩がね。 聞いて驚くなかれ。昨夏のカルチョメルカートで、セリエAの各クラブが仲介人に対して支払ったコミッションの合計金額は、実に1億5000万ユーロ(約195億円)にも上る。 決して選手の移籍金ではない。仲介業務をこなしたエージェントに対する手数料だ。 まさに荒稼ぎ。当然、各クラブは嘆き節だが、こんな状況は今後そう長くは続けられないだろう。とはいえこの酷いありさまを助長した責任は、クラブ側にもあるのだがね。
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