
名スプリンターがサッカーに出会うまで
かつての名スプリンターが、なぜ畑違いのフットボーラーを指導するのか。そのきっかけは、現役時代のドイツ留学だった。 「ドイツでお世話になっていたコーチが、陸上の専門家でありながら、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンのフィジカルトレーニングについてアドバイスしていたんです。そのほかにも、近代五種やハンドボール、バスケットなどのドイツ代表チームのフィジカルトレーニングを組み立てていた。彼の仕事ぶりを見ていた時に、『あ、日本に帰って指導者になれるのなれば、陸上出身の人間が陸上選手を指導するんじゃなくて、他種目の選手も見れたら、きっと楽しいだろうな』と思ったんです。日本にはそういう人がいなかったので、時代を作れるかなというマインドもあって」 杉本は2000年に現役選手としての第一線を退き、浜松大学陸上部の監督に就任した。新設されたばかりの部だから、日本のトップを争うような学生はほとんどいない。それでも浜松大に惹かれた理由の1つが、各部の監督リストにこの名前を見つけたからだ。 サッカー部監督=長谷川健太 「長谷川健太と言えば、サッカー界のスーパースターです。そんな人が、なぜわざわざ浜松大で監督をやっているのかと。ここには、何か特別なものがあるのかもしれない。浜松大にいれば、この人と一緒に仕事ができる可能性があるかもしれないと思ったんです」 杉本は陸上部を指導しながら、サッカー部の練習や試合に足繁く通った。長谷川と会話する機会も増え、自身の経験と理論を伝えた。その結果、サッカー部のフィジカルアドバイザーを兼任することが決まった。 「たまたま健太さんが“良い選手は走りが綺麗だ”“自分自身も走り方が綺麗だったら、もっと長く現役を続けられたんじゃないか”という考えの持ち主だったことが、良かったのだと思います」
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