東京パラリンピックで行われる球技、ブラインドサッカーの国際大会の決勝が都内で行われ、世界ランキング12位の日本は世界1位のアルゼンチンに0対2で敗れ、準優勝でした。
5人で行うブラインドサッカーは、ゴールキーパーを除く4人は視覚障害のある選手で、アイマスクを着けて鈴が入ったボールの音とガイドの指示の声を頼りにプレーします。
先月30日から東京 品川区で始まった国際大会には、いずれも東京パラリンピックの出場を決めている日本、アルゼンチン、スペイン、タイ、それにフランスの5チームが出場し、最終日の5日は決勝が行われました。
決勝はリーグ戦で2勝2引き分けだった世界ランキング12位の日本と、リーグ戦で3勝1引き分けだった世界1位のアルゼンチンが対戦しました。
日本は、前半にアルゼンチンのエース、マキシミリアーノ・アントニオ・エスピニージョ選手のドリブルを止められず2点を決められて、追いかける展開となりました。
その後はエースの川村怜選手や今大会2点を挙げている黒田智成選手が積極的にゴールを狙いましたが、アルゼンチンの堅い守備に阻まれて0対2で敗れ、準優勝でした。
キャプテンの川村選手は「最後の決定力を高めることが東京大会に向けた課題になる」と話していました。
高田監督「目指していくところは間違っていない」
高田敏志監督は東京パラリンピックでのメダル獲得を目標に掲げ、強化してきた豊富な運動量を生かした固い守りと、両サイドを広く使うパスによる攻撃が奏功したとしていて、「これまではアルゼンチンと試合をしても防戦一方でただ耐えているというだけだったが積極的なボール回しもできたしサイドからの攻撃も狙いどおりに行く場面もあった」と手応えを口にしました。
決勝についても「守備で見せたわずかなほころびが失点につながった。だが、それ以外は守備の面では完璧だった。攻撃ではいい形で攻められた部分もあったが、シュートの精度を高めていかないといけない」と一定の評価をしています。
そのうえで「大会を通じて日本が目指していくところは間違っていないと感じた。メダル獲得の可能性は50%くらいはあると思っている」と話しました。
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