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今月28日に行われるサッカーワールドカップアジア2次予選で日本と対戦するミャンマー代表が、22日、来日しました。クーデター後、国際試合に臨むのは初めてで、軍による市民の弾圧が続く中、国際社会に向けてメッセージを発信するかが注目されます。
サッカーのミャンマー代表は22日午前8時前、シンガポールからの便で成田空港に到着しました。
チームは日本滞在中、新型コロナウイルスの感染対策として外部と接触しないことになっていて、到着ロビーで在日ミャンマー人が距離を置いて撮影した映像では、選手や監督、それにスタッフ合わせておよそ30人がマスクを着け、スーツケースや大きなバッグを持って姿を現しました。
ワールドカップアジア2次予選の日本戦は、ミャンマーでことし2月、軍によるクーデターが起きたあと延期され、チームが国際試合に臨むのはクーデター後、初めてです。
ただ、現地では軍による市民への弾圧が続いていて、人権団体のまとめでは治安部隊の発砲などで死亡した市民は800人を超えています。
こうした中、地元メディアによりますと、軍への抗議の意志を示すため今回の代表チームへの参加を辞退した選手も複数いるということで、来日したチームがピッチの内外で国際社会に向けてメッセージを発信するかどうかが注目されます。
ミャンマー代表は、今月28日に千葉市で日本と対戦したあと、来月11日にキルギス、15日にタジキスタンといずれも大阪市で対戦します。
からの記事と詳細 ( サッカー ミャンマー代表 来日 クーデター後初の国際試合へ - NHK NEWS WEB )
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