東京株式相場は上昇で始まった直後に前日の終値を下回るなど方向感に乏しい展開。米長期金利の低下や為替相場の円高傾向から銀行などの金融株、自動車などが安い。半面、堅調な米ISM非製造業景況指数により景気回復の進展が確認され、情報・通信やサービスが高い。
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市場関係者の見方
大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジスト
- 米雇用統計に続き米ISM非製造業景況指数も堅調で株式市場は経済正常化を評価している
- 半面、米長期金利は上昇しておらず、国内でも半導体関連や電子部品、設備投資関連などが選好されるだろう
- 今晩公表予定の国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しは上方修正される見通しで株価の支えになる
- 日本株指数も週内に年初来高値をうかがう展開も予想される
背景
- 米S&P500種株価指数は最高値更新し4077.91と1.4%高、ナスダック総合指数は1.7%上昇の13705.59
- 米 ISM非製造業景況指数、3月は過去最高-受注と業況が快調
- 米国10年債利回りは1.70%と2ベーシスポイント(bp)低下
- けさのドル・円相場は1ドル=110円台前半で推移、前日の日本株取引終了時点は110円67銭
からの記事と詳細 ( 日本株は銀行や自動車安い、サービスや情報・通信高い-指数方向感欠く - ブルームバーグ )
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