政府が今月上旬に予定していた菅義偉（すが・よしひで）首相の訪米について、中旬に延期する方針を固めたことが２日、分かった。１６日に出発し、１７日にバイデン米大統領との会談を行う方向で調整している。日米両政府は当初、今月９日に首脳会談を行う予定だった。
首相の訪米は、バイデン氏が大統領に就任して以降初めてとなる外国首脳の招待として先月１２日に発表。時期については「４月前半」と説明していた。
首相は１日夜のテレビ東京番組で「米国で私を最初の海外の首脳として受け入れてくれるということは日本を極めて重要視している証だ。日本にとって唯一の同盟国だから、大統領とお会いして個人の信頼関係を構築するいい機会だと思っている」と語っていた。
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