チョン・モンギュ会長の謝罪文にもファンの怒りは収まらず 26日に静かに帰国した代表チーム、坡州で集団隔離 6月3日からカタールW杯2次予選に臨む
ベント監督の率いる韓国代表チームの「韓日戦惨敗」の余波がなかなか収まらない。大韓サッカー協会(KFA)のチョン・モンギュ会長の謝罪まで引き出したが、非難世論は静まる気配が見えない。 チョン会長は26日、サッカー協会のホームページに「昨日(25日)行われた韓日戦の敗北に失望したサッカーファン、サッカー関係者、国民の皆様にサッカー協会の会長として非常に申し訳なく思っている」と謝罪した。サッカー協会会長が個別試合の結果に対して公式謝罪したのは今回が初めて。 しかし、チョン会長の謝罪文はむしろサッカーファンの怒りに油を注いだようなものになった。謝罪文の内容の中には、代表チームのパウロ・ベント監督に気を使ったと読み取れる部分があるからだ。チョン会長は「ベント監督だけに非難が集中するのは妥当ではない。最高の状態で試合を行うよう完璧に支援できなかった協会の責任はもっと大きい」と述べた。 問題は、韓日戦を控えてサッカー協会の準備不足を懸念する声が大きかったにもかかわらず、サ ッカー協会が韓日戦を強行したことにある。新型コロナの影響で代表チームの主軸である外国チーム所属の選手たちが合流しにくい状況だったが、ベント監督はKリーグに対する理解不足で代替選手たちをまともに選抜できなかった。DFのホン・チョル(蔚山現代)の選抜をめぐる議論が代表的だ。ホン・チョルは所属チームがコンディション難を理由に代表チームの選抜に反対した。ホン・ミョンボ監督がマスコミのインタビューを通じてベント監督にコミュニケーションを取ろうと提案したほどだった。それでもベント監督はホン・チョルを主力に起用し、日本はこのような弱点をうまく活用した。これは、韓日戦を単なる練習試合と見なしていたベント監督を協会が統制できなかったために発生した問題だ。 イ・ガンイン(バレンシア)の「ゼロトップ」戦術も、ベントゥー監督の「コミュニケーション不足」が原因という指摘が出ている。ファン・ウィジョ(ボルドー)に代わる最前方FWをKリーグから発掘しようとする努力はせず、国外組で埋めようとする安易な態度から出た結果だというわけだ。ベント監督はまた、日本の強いプレスに守備陣が対処できていないにもかかわらず、頑なに「ビルドアップ」戦術を駆使し、指導力に疑問を持たせた。 26日に帰国した韓国代表チームは、坡州市のナショナルトレーニングセンター(NFC)で「コホート」隔離に入った。イ・ガンイン、チョン・ウヨン(フライブルク)ら国外組の選手らは、日本から直接所属チームに戻った。代表チームは4月2日までの隔離期間中にも練習を続ける方針だ。ベント監督率いる代表チームは、6月3日から2022カタールW杯に向けたアジア2次予選に臨む。 イ・チュンジェ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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